REPORT 10 相場解説

プロモカード(FP)とは何か。なぜ高くなるのか

パックを何箱開けても出てこないカードがあります。プロモと呼ばれる枠の話です。

公開 2026-08-05 / 更新 2026-09-01 / 記事中の価格は観測データと連動(観測39回(2026年7月18日〜2026年10月2日))

カードリストを眺めていると、FP で始まる型番を見かけます。FP-001、FP-033、FP-047。

これがプロモカードです。レアリティ表記は PR になっていることが多く、通常のブースターパックには入っていません。

どこで配られるのか

プロモカードは、販売ではなく配布で世に出ます。主な経路はこうです。

  • 大会・イベントの参加賞や入賞賞品
  • 商品の購入特典
  • 雑誌や書籍の付録
  • キャンペーンの応募品

つまり「買えなかった」カードです。ここが価格を決める土台になります。

実際のデータ

通販の公開商品を実測したところ、FPの型番を持つ商品は124種確認できました。内訳はこうなっています。

  • 通常版 99種 — 50円〜120,000円
  • パラレル版 25種 — 120円〜550,000円

価格帯が極端に広いのが特徴です。50円のものもあれば、55万円のものもある。

高額側の顔ぶれはこうでした。

  • (シリアルNo記載)孫悟空【パラレル】 — 55万円(売切)
  • (原作絵)孫悟空(NOT FOR SALE) — 12万円(売切)
  • (原作絵)ブルマ【パラレル】 — 3.8万円(売切)
孫悟空(パラレル) 800,000円 パラレル・売切
10,000倍
孫悟空(通常版) 80円 通常版・売切

孫悟空(型番 FP-001)/取得日 2026年10月2日

なぜここまで差がつくのか

同じ「プロモ」でも価格が1万倍近く違います。理由は配布の規模です。

高くなるプロモの条件

  • 配布数が極端に少ない(シリアルナンバー入り、大会上位のみ、など)
  • 「NOT FOR SALE」表記がある(非売品であることが明示されている)
  • 原作絵などの特別仕様である
  • 人気キャラクターである

安いままのプロモ

一方、広く配られたプロモは安価です。実測でも50円台のFPカードが多数あります。

パック購入特典など、大量に配られたものは市場に十分な数が出回るため、希少性が生まれません。

「プロモだから高い」ではなく「配布数が少ないプロモが高い」というのが正確です。FPという型番だけでは価値は判断できません。

対戦で使えるのか

使えます。 プロモカードも公式大会で通常のカードと同じように使用できます(カードごとの扱いは公式のルールに従います)。

そして重要な点として、プロモ版が存在するカードは、通常版も存在することが多いです。同じ効果のカードを、はるかに安く手に入れられます。

対戦で使いたいだけなら、プロモを追う必要はありません。

手持ちにFPがあったら

もし手元にFP型番のカードがあるなら、型番と表記を確認してください。

  • 型番(FP-◯◯◯)
  • シリアルナンバーの有無
  • 「NOT FOR SALE」の表記
  • 通常版かパラレルか

この4点で価格帯が大きく変わります。当サイトでは全カードの価格を型番つきで公開しているので、その場で確認できます。

カード(型番)キラ版通常版価格差
孫悟空
FB01-015
550,000円 80円
取得時点・在庫67点
ショップで確認
6,875倍
孫悟空
FB09-037
900,000円 150円
取得時点・在庫1点
ショップで確認
6,000倍
孫悟空
FB09-025
58,000円 10円
取得時点・在庫28点
ショップで確認
5,800倍
280,000円 80円
取得時点・在庫9点
ショップで確認
3,500倍
孫悟空
FB03-064
240,000円 80円
取得時点・在庫29点
ショップで確認
3,000倍
150,000円 50円
取得時点・在庫7点
ショップで確認
3,000倍

■ 出典・データについて

  • FP型番の商品124種の価格・在庫はトレカ通販の公開商品ページを観測(取得日時点)。売切表示は確認していますが、取引成立や成約価格を示すものではありません。
  • カードの大会での取り扱いはバンダイ公式サイトを参照。
  • 将来の価格を予測・保証するものではありません。
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